華やかな母と 引き立て役の私

母は、顔立ちがはっきりした華やかな人です。多才で、社交的で、面倒見がよく

いつも輝いて見える、自慢の母でした。

私は母に似ておらず、どちらかといえば母の陰で地味に生きてきました。

母には逆立ちしたってかなわないという想い強く、

母と並んで歩くと、娘であることに何だか申しわけなさを感じてしまうのです。

 

何か自分に自信が持てないあなた。

あなたのすぐそばで、強烈に光を発している存在がいたから、

私らしさ、私だけの魅力、というものを見つけることが難しかったのですね。

 

あなたの母は、不安だったのかもしれません。

年を重ねていくにつれ、次第にかつての輝きを失っていく自分と

これから女性として可能性に満ちている娘の人生が

いつか逆転する日がおとずれる。

母は、その瞬間が怖かったのかもしれません。

 

娘であるあなたと、無意識に「オンナ」の競争をしてしまうのでしょう。

 

したいこと、着たい服、おしゃれ、関心ごと、

あなたが主張するたびに、さりげなく母の横やりが入ってきませんでしたか?

「あなたにはこっちの方が似合うわよ」

「あなたのそれはみっともないわよ」

思い返せば、あなたの好みには

たくさんの母の声が反映されてきたかもしれません。

 

あなた自身も、母からの無言の圧力を感じ取って

母の意に反しないように行動してきたのかもしれません。

 

 私は母にはかないっこない。私なんて何の取り柄もない。

 

そうやって、あなたの人生ができていったのですね。

 

母にはかないっこないと感じるからこそ、

私らしさ、私らしい人生に何も価値が感じられない。

母のように生きれなければ、人生の価値もない。

そんなふうに感じるのですね。

 

まず、あなたの中に「自分の感情」を取り戻しましょう。

 

小さい頃から、あなたが無意識に封じていたことがありますね。

 したかったけど止められた

 したかったけど言い出せなかった

 したかったけど最後までやり遂げられなかった

 

それを書き出してみましょう。

小さいこと、ささいなことでOKです。

そのささいな中に、あなたの本当にやりたかったことの片鱗が入っています。

 

書き出したら、

イメージの中でできなかったことを

やんちゃに、ハメをはずすくらいに、とことんやってみましょう。

 

イメージの中で、とことん「自由に」「楽しむ」感覚を味わいます。

 

何回か、くり返して、いろいろな年齢で

やり遂げられなかったことをやりつくして下さい。

 

「自由に」「楽しむ」感覚を、十分に体の中に感じることができたら

日常の中で、楽しいこと、時間を忘れて没頭できることをしましょう。

その時に、イメージの中で得た感覚を感じてみましょう。

 

もし実生活で見つからなければ、

あなたが「できっこない」「嫌い」「苦手」と思っていることを書き出します。

その中に、本当はやってみたかったことはないですか?

もしあれば、同じようにイメージの中でしてみましょう。

 

まずはそうやって、あなたの中に「自由に」「楽しむ」感覚を

取り戻していきましょう。