夫のことがリスペクトできない

嫌な相手にペコペコ頭下げて。くたくたになりながら接待して。

でも、向上心がなくて、家ではだらだらしていて。

結婚したら、お互いに高め合っていけると思っていたのに・・・。

夫のことをリスペクトできない、そんな妻は多いですね。

 

◎書き出してみましょう(1)

 夫のどんなところが、「尊敬できない」と感じるのですか?

 生活、仕事、性格

 思いつくところを、すべて書き出してみましょう。

 

◎書き出してみましょう(2)

 あなたは、夫にどんなことを期待したのでしょう。

 

 結婚したら、彼がどのように変わってくれて

 どんなふうにあなたを支え、あなたを守り、

 あなたにいい刺激を与え続けてくれると、思っていたのでしょう。

 

 あなたにとって、彼はいったい何なのでしょう。

 

 できるだけ具体的に書いてみましょう。

 

+ + + + +

 

書けましたか? 

書きにくいですか? 

自分のことを棚に上げているうしろめたさがあるから書きにくいですか?

 

(1)彼の尊敬できないところ、

それはあなたが尊敬できない「あなた自身」。

あなたの中で

できていないこと、嫌いなところ、満足していないところ、

そういったものに対して、後ろめたさがあるので

目の前にいる夫の同じようなところが目につくのです。

自分のできていないうしろめたさを刺激されるので

つい、イラッとしてしまうのですね。

 

(2)あなたは自分の至らないところを嫌っています。

それを、結婚相手に補って欲しいと、

彼なら補って、満たしてくれると期待しました。

 

「お互い高め合って」

何を高めたかったのですか?

高め合うとどうなると思ったのですか?

高め合うために、あなたは彼に何がしてあげられますか?

 

突きつめて考えると、そんなに深く考えていませんでしたね。

 

「結婚」のイメージを勝手に膨らませていただけだったのですね。

 

あなたのご両親は、仲良かったですか?

お互いを高め合うような、理想のカップルでしたか?

 

おそらく、そうではなかったはず。

親の至らないところ、未熟なところ、みっともないところ、

うんざりするほど見てきたはず。

 

だから、期待したのです。

彼に。

 

彼なら、私に理想の家庭を用意してくれるのではないか、と

夢見ていたのです。

 

あなたは、彼を見ていなかった。

期待の分厚いレンズをつけて、見ていた。

だから、生活を共にする中で、レンズがずり落ちた瞬間

幻滅してしまったのです。

 

あなた自身も、幼かったのですね。

いたらないところ、未熟なところを抱えていたのですね。

 

彼は、あなたの鏡。

「鏡よ鏡よ鏡さん、私が一番幻滅している私の姿を映し出しておくれ」

そう言って、映し出されたのが目の前にいる「彼の姿」なのです。

 

「いいえ、私そんなことありません。

 きちんとしてます、あんなにだらしなくありません」

 

あなたは、心の奥でだらしない自分嫌っているから、

一生懸命、そうでない自分を演じているのでしょう。

 

彼を変える前に、まずあなたが変わりましょう。

 

「夫とのことをどうにかしたい」といういう方に

私は、いつもそうお伝えしています。

 

あなた自身が変わり、あなたの心が美しく成長することで

夫との関係も変わります。

 

あなたの未熟で幼い部分が成長し、そこで改めて夫を見た時

夫の良さが再発見でき、ともに成長したいと思うことができれば

新しい関係が始まります。

この人とはもうともに生きる意味がを見出せない、と思えば

それは別の人生を歩むステップアップになります。

 

どんな道にせよ、あなた自身が成熟した上での決断であれば

あなたの選択する道は充実したものになります。

 

けれども、相手もあなた自身も幼さを抱えているがゆえに

こじれにこじれて選ばざるを得ないような道は

やはり、同じような課題を引き寄せることになります。

 

書き出した(1)に関しては、

あなたが人生の中で棚上げにしてきた問題そのものです。

あなたの習慣、行動、クセ、改善できることは

少しずつ片付けていきましょう。

そして、その中で出てくるネガティブな想いは

じんわり感じてハグして、溶かしていきましょう。

自分のネガティブさに白黒つけて責めるくせがあります。

責める必要はありません。

じんわり感じて、心の中に居場所を作ってあげましょう。

 

書き出した(2)に関しては、

それは本当は父や母に対して思っていたことです。

父や母から得られなかったものを、結婚相手に期待したのですね。

あなたの中で、

守ってもらえなかった、愛してもらえなかった、大切にしてもらえなかった

そのわだかまりを、書き出してじんわり感じましょう。

 

このあたりの感情が解消されないと

夫婦で奪い合いをしてしまいます。

家の中で陣取り合戦をしているようなものです。

 

あなたがどれだけ与えられるか、そちらに意識をシフトしましょう。

まずは、あいさつから。

たった一言の「ありがとう」から。

 

 

「ないから、ほしい」の子ども意識から抜け出してはじめて

「お互いに高め合う」関係へと成長できるのです。