結果がすべてだった母

子どもの頃から、「完璧な子ども」になることを望まれていました。

 100点以外は点じゃない、 〇〇さんに3点負けてる

 こんなこともわからないの、 もっと頑張りなさい

母は、私の足りていないところを見つけるのに長けていました。

 

完璧主義の母に育てられた子どもは、

母の掲げる理想から「自分がどれだけ足りていないか」という視点で

自分を見るようになります。

 

母の視線はいつも子ども自身を通り抜けて、その先を見ています。

ふと現実にかえった時、目の前にいるわが子の落差にがっかりし、

つい 子どものいたらなさを責める言葉を吐いてしまうのです。

 

母の中で「こうあるべき」「こうすべき」という価値観がはっきりしているため

子どもはそれに沿うように、満たすようにと行動します。

子どもなりに一生懸命に。

満たせば褒められるでしょう。けれども、満たせなければ責められます。

 

いずれにしろ、子どもは常に緊張を強いられます。

 

体が芯から硬く、ゆるむ感覚、リラックスする感覚がわかりません。

何をやっても、いつも何か足りていない、満たされない感覚が付きまといます。

白黒つけないと気が済まず、なにごとにも完璧を求め、自分を甘やかすことが苦手です。

 

あなたに家族ができたら、夫や子どもにも

つい自分がされたように求めてしまいます。

 

そんな自分にあなた自身が疲れ、変えたいと感じているなら

まず、あなたの「白黒つける思考パターン」を変えていきましょう。

 

 

◎「あるべき」、「ねばならない」を書き出しましょう

 あなたの中にある、自分の行動を縛っている信念を

思いつくままに書き出してみましょう。

 

◎それは、あなたの記憶のどこで植え付けられたか思い出しましょう

信念を思い出している途中で 浮かんでくるようであれば、書き出しましょう。

母の口ぐせ、母との思い出、傷ついた思い出など、

信念の原因になった出来事を書き出してみましょう。

 

◎その思い出にまつわる感情を丁寧に感じてみましょう

傷ついた、恥ずかしかった、悔しかった、泣くのをこらえた、

それらの感情を書き出し、丁寧に感じましょう。

それらの感情が、あなたを母と同じ行動に突き動かすのです。

 

ネガティブなできごとから、白黒のジャッジをはずすために大切なプロセスです。

成果を急がす、丁寧にやってみましょうね。