ならいごと、詰め込んでいませんか?

子どもに習い事、させていますか?

ピアノ、習字、サッカー、英語、ダンス、スイミング、そろばん、学習教室。

習い始めると、ついついママの方に熱が入って

気がついたら、子どもの放課後を習い事が占領していた、ということも。

 

やめる・やめないを巡って子どもと意見が合わなかったり、

子どもの習い事への態度に親がモヤモヤしたり。

 

こんな時、子どもをどうにかするより、ママ自身の気持ちを整理することで

子どもにとって最善の道がおのずと見えてくるといいですね。

 

子どもに習い事をさせる時、

やはりそこには、ママの「期待」が込められています。

 

 将来に備えるため

 教養を身につけてほしい

 感性を育ててほしい

 学力をつけてほしい

 ママ自身もやっていた

 

などなど。

 

子どもに求める姿、それは実は

ママが幼い頃に夢見てあきらめた姿、

あるいは

母に求められ期待されたけど応えられなかったこと、

なんです。

 

かつてママ自身が自分に期待しながらできなかったこと

父や母に期待されながらできなかったこと

 

そのしこり、思い残しはずっと心の中にあったのですね。

ですから、子どもが生まれると

無意識にその想いを託そうとしてしまいます。

 

「満たされない心の内側を子どもが埋めてくれるのではないか」

そんなふうに期待するんです。

 

期待が過度になると、

つい子どもに競争を求めます、上を求めます。

 

「もっと、もっと、その方が子どものためになるに決まっている」

 

いつしかママの目は「期待」というフィルターで曇って

子どもが楽しんでいるのか、つらそうにしているのか

見えなくなってしまいます。

 

子どもが反乱して初めて気づく、ということが起こりうるのです。

 

子どもに託すのはやめて、

ママ自身が自分のしたいことをかなえてみませんか?

ママ自身が、自分を満たすことを始めませんか?

 

今は お金をかけなくても、自宅にいても

サイトや動画など、無料のコンテンツがあふれていて

基礎的なことを教えてくれます。

 

最初から、すごいことをしなくてもいい。

 

「できっこない」が「できるかも」に変わるとき、

タイムラインが乗り変わったかのように

これまで考えたこともなかった未来が現れ、

自分の可能性を見せてくれます。

 

子どもの人生は、子どもの人生。

親の人生を満たすために生まれてきたのではありません。

だから、あなた自身も

自分の人生を豊かにするために生きてほしい、と思います。

 

 

◎子どもに何を期待しているのかを書き出す

 私は字に自信がないから、きれいな字を書けるようになってほしい

 私はピアノが習えなかったから、子どもには習わせたい

 受験に有利なことは、何でもしたい

 算数でつまづいて欲しくない

 

 もっと家で練習してほしい

 もっとうまくなってほしい

 他の子におくれを取ってほしくない

 休まず行って欲しい(月謝がもったいない)

 など

 

自分の中にはこんな「期待」があるんだなと

客観的に知ることはとても大切です。

 

◎習い事の中の「たのしみ」を知る

自分の中の「期待」という触手としっかり向き合ってから

子どもと習い事についてお話する時間を持ってみてください。

 

習い事を楽しんで行っているか。

 どんなところが楽しいと感じるのか。

 先生がやさしい

 友だちがいる

 上達するのが楽しい

 発表会で衣装を着るのが楽しい

 

子どもならではの答えがあるはずです。

習い事の内容そのものではないかもしれませんが、

それをジャッジせず、否定せず聞いてあげましょう。

 

感性というのは、直線コースでは育っていきません。

寄り道、回り道、後戻りしながらゆっくり育っていくものです。

 

「たのしい!」と感じられる時、

子どもは習い事の中に自分の居場所を実感できるのであって

それがないと、習い事は「負荷」以外、何物でもありません。

 

 ◎習い事をやめたいと言う時

子どもが「やめたい」と言ってきたら、ママはまずどんな気持ちになりますか?

 

 もう少し頑張ってほしい? がっかり?

 

その裏にはどんな気持ちがありますか?

 

 これまでの月謝がもったいない

 もう少し上手になってからやめてほしい

 やめてほしくない

 

どうしてやめてほしくないと感じるの?

そうやって気持ちを突きつめて感じていくと、

ママ自身の「こうじゃなきゃやだ!」という想い(エゴ)にたどり着くかもしれません。

 

その気持ちを素直に感じてみましょう。

 

そして落ち着いたら、その気持ちを脇にどけておいて

子どもに話を聞いてみましょう。

 

ママのジャッジをはさまず、聞き出してみましょう。

 

 やめたいのではなく、先生が合わない

 おともだちがやめるからやめたい

 

など

「やめたい」の裏側にある気持ちが出てきます。

そこで初めて、どうするか親子で考えてみましょう。

 

 時に、飽きっぽい子どもの「やめたい、やめたい(逃避)」を

乗り越えることで得られる境地があります。

あの時やめないで続けてよかった、ということがあります。

 

子どもの話をさえぎらずに、根気よく聞いて本音を引き出し

その時その時で適した判断ができるといいですね。