くやしい気持ちに付き合う

教室の中には、小さな小さな競争がたくさん。運動会や、部活には、熾烈な競争もあります。

負けてしまって悔しい思いをすることがありますね。

子どもは表現がストレートなので、大人がびっくりするくらい悔しがります。

 

悔しくってわんわん泣く時、引きこもってじっと向き合っている時

子どものその時間を大切にしてあげましょう。

 

 次がんばればいいじゃない

 

ついつい、安易に声をかけてしまいますが、

子どもの心に寄り添っていない言葉は届きません。

 

 それくらいで泣くんじゃないよ

 いつまでもウジウジしてるんじゃない!

 

ウジウジしていいんです。

ウジウジしきったら、初めてそこから抜けることができます。

そこでメソメソ・ウジウジをがまんさせられると

悔しい気持ちを消化できずに心の奥にためてしまいます。

 

 あなたがこういう結果を招いたんでしょ

 だからダメなのよ

 

そのことは子どもも十分に身に染みています。

自分で自分を責めている時に、周りからも責められるとつらいですね。

 

 そんなことくらいで泣かないの

 

子どもにとっては、「そんなこと」ではないんですよね。

子どもの日常は、一瞬一瞬が人生のすべてであるかのように過ぎていきます。

 

子どもに流れる時間と大人に流れる時間は少し違います。

 

できれば、痛い思いをさせたくない、つらい思いをさせたくない、

親心はそんなふうに考えがちです。

 

子ども時間の一瞬の中で、悔しい思い、つらい思い、うらやましい思い、

いろいろな想いを、とことん感じて

感じきって手放す、感じきって手放す、ということを

しっかり経験させてあげてほしいと思います。