きょうだいゲンカの仲裁

きょうだいゲンカはつきませんね。

親から見ると、本当によくあんなにぶつかっていられるもんだと思います。

モヤモヤ・イライラして、早くその場をどうにかしてくて

つい口出しをしていませんか?

 

以前、目にした文章の中にきょうだいゲンカについてこんなことが書いてありました。

 

きょうだいゲンカの仲裁で子どもが親に求めるのは

「自分がが正しいか、間違っているか」ではなく

「親が自分の味方をしてくれるかどうか」なのだと。

 

とても言い得た表現だと思います。

 

子どもはよく見ているんですね。親がどちらの肩を持つのか。

 

親はつい、

正義や自分のものさしを振りかざして、そのケンカを裁こうとしますが

子どもにとっては全くの無意味なのでしょう。

 

子どもがしてほしいことは、「自分の言い分をわかってもらうこと」

それだけです。

ましてや「あなたは間違っている」なんて聞きたくもありません。

 

きょうだいゲンカの仲裁は

まず、一人一人時間をとって、その言い分をジャッジなく聞くこと。

「ジャッジなく」というところがポイントです。

 

子どもは自分が悪かったなんて自己申告してきやしません。

どちらも、「相手がわるい」と訴えてきます。

嘘をついているのではありません。

ただ、「お前が悪い」とジャッジされたくないだけなのです。

 

「うん、うん」

「そうなのね」

「そうだったのね」

 

 

たとえ、子どもの言い分が「オイオイ・・・」というようなことでも

まず、ぜんぶ聞きます。

自分の言いたいことをさえぎられずに言えたら、

子どもの気持ちは いくぶんかおさまります。

 

相手の言い分も同じように、「うん、うん」と聞きます。

 

 

「泣いたらダメ!」

「たたいちゃダメ!」

「あやまりなさい!」

「お兄ちゃんでしょ!」

「貸してあげなさい!」

「下の子にやさしくしなさい!」

 

ママがそんな仲裁をやめるだけで、

きょうだいゲンカは、意外なほどにあっさりとおさまります。

 

それを見て、ママは思うのです。

「あれ、もしかして、きょうだいゲンカをこじらせていたのは・・・私?」

 

きょうだいゲンカがこじれるのは、

ママの愛情のシェア争いに端を欲したケンカに

ママ自身が自分のジャッジを持ち込んで裁こうとするから。

 

お互いの言い分を否定せずに聞いたら

しばらく成り行きを見守りましょう。

 

手が出る、おもちゃでたたく、などの行為が出てきたら

ストップをかけましょう。

たたくと、たたいた側にも心の痛み(罪悪感)が生まれるから。

 

下の子はこんな時、泣いてママの同情を誘うことがあります。

下の子が泣くと、ついママは上の子を叱ってしまいますね。

それ、下の子の思うツボです。

 

下の子の戦略的「涙」には応じないようにしましょう。

「そうやって泣くのは違うよ」ときちんと伝えましょう。

 

そんなふうに、対応のしかたを変えてケンカを乗り越えてみましょう。