後追いがひどい その原因は?

親の姿が見えなくなると後を追いかける「後追い」。

ハイハイの始まる8カ月ごろから、1歳半くらいまで続きます。

赤ちゃんのそばを片時も離れることができず、「成長の証」であってもママはクタクタになってしまいます。

赤ちゃんの心の中の原因を探ってみましょう。

 

赤ちゃんの妊娠中、どんなふうに過ごしましたか?

 夫の帰りが遅く、ひとりで過ごすことが多かった

 妊娠中に夫が転勤になり離れていた時期がある

 不安な気持ちが強かった

 切迫で入院した

 

出産前後、どうでしたか?

 難産だった

 夫が仕事で来れず、ひとりで産んだ

 黄疸が強く、治療のため保育器に入った

 病院では母子別室だった

 NICUに入院した

 出産中に母体の危険があった

 産後の肥立ちが悪く、母に赤ちゃんを見てもらっていた

 

などなど、思い当たることがありますか?

あるいは、自分が生まれる時そうだった、というママもいるかもしれません。

 

これらのことに共通しているのは 「 はなればなれ 」の感覚

 

妊娠中、夫が不在がちで実家も遠かったり、

赤ちゃんの健康や、自分の病気のことで心配をしたり

不安・さびしいという感情を強く経験したママ。

 

「ひとりでさびしい」「不安」という感情を、おなかのなかで赤ちゃんも感じ取っています。

ママの感情を、自分のものとして受け止めてしまったために

「はなればなれになる」という状況に敏感に反応します。

 

また、出産中

母体にトラブルがあった、陣痛促進剤などで陣痛がひどかったなど

ママが苦しんだ、命の危険があった場合、

赤ちゃんは「ママが死んでしまうのではないか」という恐怖を感じます。

 

その後、ママに会えない時間が長いと

「本当に死んでしまったのではないか」という恐怖を

ずっと抱き続けることになります。

 

出産後、赤ちゃんと離れている時間が長かった場合

赤ちゃんは、ママに見捨てられたという感覚を持ちます。

 

ママに会えない、いつまで待ってもママが来ない、

その時の感覚が心に刻まれているために、ママの姿が見えなくなると

「見捨てられた不安」を感じてしまいます。

 

 

後追いそのものは、成長発達のしるしとして、喜ぶべきものなのですが

程度を超え、ひどくなると

ママはパパにすら子どもを預けることができす、一人でホッとすることもできません。

 

後追いがひどい場合は、

妊娠~出産の時期の「はじまりの記憶」に原因があります。

 

その子の人生の「はじまりの記憶」が、「はなればなれになることの恐怖」なのですね。

 

後追いは時間の経過で自然に消えていっても、

「はじまりの記憶」そのものが消えることはありません。

 

「はなればなれ」の感覚を刺激される出来事がきっかけで、問題行動に発展します。

 

 

保育園への行きしぶり

きょうだいが生まれて、赤ちゃん返りがひどい

お泊り保育でパニック

新しいクラスになじめない

同じ友達としか遊べない

留守番ができない

ひとりで寝れない

よく熱を出す

 

誰でもいいから友だちとつるんでいたい

メールの返事が来ないと不安

既読がつかないと不安

連絡が取れないと不安、電話に出るまで何回もかけ直す

束縛する / 束縛されたがる

相手からの別れ話に我を失う

複数の異性をキープしておく

病気・死の妄想

 

 

「はなればなれの恐怖」というのは、人生に多岐にわたって大きく影響を与えます。

 

できれば小さい頃に スルスルとほどいてあげたいものです。