抱きぐせをつけない接し方~赤ちゃん編・幼児編

心がつながっていないのに、惰性で肌のつながりを求める関係・・・

大人になってからのそんな性分は、もしかしたら子どもの頃の「抱っこ」の記憶に関係があるかもしれません。

 

子どもの心にしこりを残さず、自立をうながすための方法を「抱っこ」から考えてみましょう。

 

【 赤ちゃんの時 】

赤ちゃんは、とても戦略的に生きています。

自由に身動きがとれない分、自分の魅力を最大限に使って、周りの大人を自分の意のままに動かそうとします。

 

赤ちゃんが泣いている時、すぐに抱っこしていますか?

赤ちゃんを泣かせないように、あの手この手を使っていますか?

 

それ、赤ちゃんの戦略通りです。

 

ママがしんどい時、

家事や趣味など自分のための時間を使っている時、

他のきょうだいのお世話をしている時、

赤ちゃんは狙ったように泣いてきますが、この時にきちんと対応しましょう。

 

 ママは今忙しいから抱っこできないの、用事が終わるまで待っていてね

 今、お兄ちゃんお姉ちゃんと遊んでいるから待っていてね

 あなたのことが嫌いなわけじゃないよ

 

そして、用事が終わったら赤ちゃんの元へ行き、約束通り一緒に過ごします。

 

回数を重ねるうちに、赤ちゃんはその戦略が効かないことを学習し

待ってくれるようになります。

 

 ※参考 「育児ストレス~私をゆるしてストレスを逃す」

     「泣かせてはダメ から泣いてもいい子育てへ」

     

 

 【 歩くようになってから 】

 

 

ママがしんどかったり、

子どもが「楽ちん」を求めてせがんで来たりするときは

ママが「愛情」として、きちんと子どもに説明しましょう。

 

もう大きくなったから、自分で歩こうね

ママがいっしょに歩くから、〇〇ちゃんも歩こうね

 

子どもがぐずったり嫌がったりするかもしれません。

泣いたらそのまま泣かせて、感情を出させます。

 

「子どもがかわいそう」と感じるママは、

ママ自身の中に「自分はかわいそうだった」という想いがあって反応しています。

子どもが泣いている時、ママもじっとその感情を感じてみましょう。

 

子どもが泣きなんだら、親の愛情として、きちんと説明しましょう。

 

あなたはちゃんと足があるんだから、自分で歩くんだよ

自分の思い通りになることばかりじゃないんだよ

ママはあなたの抱っこ係じゃないよ

 

 

ぐずったり、寄り道したり、飛び出したり・・・

さっと抱えてママのペースで歩いた方が、ママだって楽ですね。

 

けれども、子どもを見守るそのわずらわしさの中に、

「子どもを育てる」ということの本質、ママ自身の親としての成長があるのだと

知ってほしいなと思います。