イヤイヤ期が人生を左右する

歩けるようになり、自分でできることが増え、言葉も話せるようになってくると、

大人がやっていることに興味を持ち始め

 パパやママと同じようにやりたい   自分でやりたい

という欲求が出てきます。

赤ちゃんの成長の証でありうれしく思う反面、おとな泣かせの時期に突入します。

 

2歳が近くなると、そろそろ足音が聞こえてくる第一次反抗期。

「イヤイヤ期」とも呼ばれるように、

  自分でやらなきゃイヤ  うまくできないとイヤ  大人の言うこと聞くのイヤ

  イヤ! イヤ! イヤ!  ギャアァ~!!

 

思い通りにいかないと、かんしゃくを起こし、場所かまわずに暴れます。

一日中付き合っていると、ママはふりまわされイライラし、疲れきってしまいます。

 

「泣いたらだっこ、泣いたらおやつ、赤ちゃんを優先、叱らずほめる」

といったような育児法を実践してきていると、

このイヤイヤ期には そういった方法が全く歯が立たなくなり

それどころか付け込まれて、子どもが大きな態度に出てくることがあります。

 

イヤイヤ期は、

子どもが自分の考えを主張できるようになった成長ステージであると同時に、

ここをしっかりと乗り越えないと、とんでもないモンスターに育ってしまう、

大切な時期でもあります。

 

「 寄り添い、受け止める、聖母のような愛 」だけでは人は育たず

時に厳しい愛のかたちをもって、育てることが必要になります。

それがこの時期と言えます。

 

社会的に取り上げられる「モンスター〇〇」という存在。

 

ゆがんだ自己愛、ゆがんだ自己主張、

彼らの行動は、幼児期のだだっこそのものです。

イヤイヤ期に芽生えた、心の中のモンスターの種を

コントロールする方法を知らず成長してしまった人達、といえます。

 

また、モンスター〇〇とまではいかなくとも

このイヤイヤ期の種は 私たちの心の中にあって、

怠慢、傲慢、嫉妬、怨恨 など

さまざまな場面において、成長の足を引っ張ります。

 

克服したと思っても、種はしぶとく残っていて

ふとした隙に 瞬く間に心を乗っ取ります。

 

イヤイヤ期の感情のしこりを乗り越えることは

人生をとおしての課題そのものだと言えるでしょう。

 

ですからイヤイヤ期の子育てをしっかりとして

人生の課題を乗り越える力を養ってあげましょう。