母とのへその緒を切り、もう一度生まれなおす

命は「母なるもの」から生まれます。私たちは、みな母親から生まれてきます。

あなたをこの世に生み出した人。

母親との関係が、良くも悪くも、 人として生きていくすべての人間関係の基盤となります。

 

幼い頃のあなたは、これが当たり前だと思っていました。

自分の認識が世界のすべてで、これ以外の世界があるなんて思いもしませんでした。


思春期を過ぎるころからでしょうか。

自分の中で違和感を増していく異物のような感情のしこりを

自覚するようになったのは。

 

母親に何か言われるたびに流れ込んでくる重苦しい圧迫感

母の想いが触手のようにまとわりつく感覚

母親が生きている限り、逃れられないと思っていた
母親が変わらない限り、許さないと思っていた
母親はもうこの世にいないのに、まだ縛られていた

そんな重苦しさは
あなた自身が心のありかたを変えるだけで
過去の幻だったと思える日が来ます。

かたくなに信じ込んできた幻が消え、
あなた自身の心の曇りが晴れると
これまで見えていなかった、本当の世界が見えてきます。

これまで、お母さんとあなたをつないでいた、心のへその緒。

お母さんから一方的に奪われてきたと思っていたけれど
子どもであるあなたも、ずっと
「ほしいほしい」と、お母さんから求め奪っていたのです。

その心のへその緒を自ら切った時、はじめて本当の人生が始まります。

「本当の人生」というと、聞こえがいいですね。

けれど、その前に
あなたの中のどろどろぐちゃぐちゃの闇を見なければ、
「本当の人生」へは進めません。

それをすべて引き受けて、味わいつくさなければ次へは進めません。

あぁ、もうこんな人生はまっぴらごめんだ、
ばかばかしい、やめたやめた
そう思えたとき、やっと抜け出せます。

生みの苦しみとはそんなもの

そして、
あなたが自分の足で歩き、心のまなざしを成長させたとき
お母さんの本当の姿にも出会えるかもしれません。