胎児は夫婦間トラブルの場に居合わせている ~おなかの赤ちゃんを癒す

妊娠中の夫婦間のトラブルでなにが問題かと言えば、

おなかのなかで赤ちゃんがそのやりとりを、一部始終聞いてしまっている ということでしょう。

 

そのことが、赤ちゃんの人生にどれほどの影響を与えるかなんて考えたこともありません。

赤ちゃんも訴えかけてなどきませんしね。

けれども、赤ちゃんはこのやりとりを聞いて、実は胸を痛めています。

赤ちゃんの心にしこりを残さない対処法を考えてみましょう。

パパとママが言い合いをしている時、胎児はその場に居合わせている

という認識を持っている人はどのくらいいるでしょう。

 

赤ちゃんは、おなかの中にいる時から意識を持っていて

ママの感情を感じたり、周囲の音を聞き取ったり、それについて自分の感情を持ったりしています。

 

ママの声のトーンを、 ママの体のこわばりを、自分のことのように感じます。

 また、その時に聞こえてくるパパの声のトーンや
 家の中のぎくしゃくした空気を、なんとなく感じ取っています。

 

この時、赤ちゃんはこんなふうに感じ取ってしまいます。


 パパとママがケンカするのは、 わたしのせいだ
 ママが悲しむのはわたしのせいだ

 わたしがいると、パパとママがうまくいかない


赤ちゃんのそんな思いは、誰にも気づかれません。

そして、その子は 成長するにつれ
パパとママがケンカをするたびに 
ママが悲しそうな顔をするたびに
「わたしのせいだ、わたしが生まれたからだ」って、思ってしまいます。

子どもが成長して、あとあと何か問題が起きても
まさか、原因が「こんなところ」にあるなんて思いもしません。

けれども、大人をセラピーすると

こういった胎児の頃の覚えていない記憶が出てくることが多々あります。

 

成人した後でさえ、記憶の奥に眠っている昔の想いが足かせとなって

人生を順調に進ませてくれないということが、本当に多いのです。

 

ではどうしたらいいのでしょう。

夫婦の間にもめごとやいさかいがおきたら、どんなふうに対応したらいいでしょう。


ケンカのあと、おなかの赤ちゃんにこんなふうに伝えましょう。

 

 パパとママ、大きな声でケンカして、びっくりしたね
 これは、パパとママの問題であって、あなたはなにも悪くないんだよ
 自分のせいだなんて、思わなくていいよ
 
 ママが怒ったり悲しい顔するのは、 あなたのせいじゃないよ
 パパとママはもっと仲良くなるために お話し合いしているんだよ
 あなたは何も悪くないよ

そんなふうに伝えてあげると、赤ちゃんは、安心します。
そして、 自分が生まれてくることに 罪悪感を背負わずにすみます。

赤ちゃんは、ママが悲しそうにしているのが一番つらいんです。

声をかけて安心させてあげて下さい。