上の子の赤ちゃん返り(2)

では、上の子の対処のしかたを、具体的に見ていきましょう。


お母さん、大変だと思いますが、上の子との時間を持ってあげましょう。

  赤ちゃんのお世話があって、つい赤ちゃんの方にたくさん行ってしまうけど、
 あなたのことも大切にしているよ

 

そんなふうに伝えてあげましょう。

ママが第一子なら なおさら。

ママ自身も、弟妹にママをとられるという経験をしています。

その時の体験を上の子に重ねてみてしまい、感情的になることもあるかもしれません。

 

けれども、ママにとっても克服のチャンス。
 当時の幼い自分に伝えるように、わが子に寄り添ってください。
そうすることで、ママの中のインナーチャイルドも癒されていきます。

きょうだいのいるママならわかると思います。


子どもって「平等」なんて望んでいないんですよ。

いつだってアタマ一つ抜けたいって、思っています。

第一子をとことん えこひいきしてあげる時間を作ってあげましょう。

そうすることで、安心するんです。
ママが赤ちゃんのところに行っている間も、
「えこひいき」してくれた安心感で、待っていられるのです。

 

上の子のどんな感情も、ひとまず「いいよ」って言ってあげましょう。

 

 赤ちゃんのこと、きらいって思ってもいいんだよ。

 赤ちゃんのこと、いやだな~って思ってもいいんだよ。

 

赤ちゃんに対して、正反対の想いが同時に存在するんですね。

かわいいけど きらい

たいせつだけど じゃま

どちらも感じるがゆえに、子どもは戸惑い罪の意識を持ってしまいます。

 

「そう思ってもいいよ、あたりまえだよね~」ってママが言ってくれたら

上の子はとても楽になります。


 
上の子と過ごす時は、
赤ちゃんに「おにいちゃん / おねえちゃんに時間をちょうだいね」と伝えます。
するとね、赤ちゃんが泣くと思います。
泣かせるとまずいような気がして、飛んでいきたくなりますね。

それ、赤ちゃんの戦略です。

上の子と時間を決めてえこひいきする間は、
赤ちゃんが泣いても上の子を優先してください。

赤ちゃんに
「今はおにいちゃんとの時間だから、待っていてね」と伝えます。

すると、上の子は大切にされている実感を、
下の子は「待たなければならないこともある」ということを学びます。

泣くこと、わめくこと、否定しないであげましょう。
泣いていいって、ママが許してあげましょう。


赤ちゃんが大変な上に、上の子に泣かれると、つらいかもしれませんが、
ママ自身が「子どもが泣いてもいいんだ」って思えると、
子育てはぐんと楽になります。
 

 ※参考 「泣かせてはダメだ」から「泣いてもいい」子育てへ