赤ちゃんとつながる ほんとうの胎教コミュニケーション

おなかの中の赤ちゃんにどんな胎教をしますか?

 絵本を読む

 音楽を聴く

 英語の歌を聞かせる などなど。

ひとつ注意したいのは、そこに「こんな子になってほしい」という

ママ自身の期待が入ってないかどうか。

ここでお話する胎児コミュニケーションは

「赤ちゃんを家族の一人として扱うこと」が基盤になっています。

おなかの中に宿った時から、赤ちゃんには一人の人間としての意識が芽生えています。

ですから、自分がここにいるということを

わかってほしい、感じてほしい、触れてほしい、話しかけてほしいと思っています。

 

そんな赤ちゃんの気持ちに応えることで、

赤ちゃんはおなかの中にいてもいいんだと感じ

家族の一人として大切にされているということを実感できます。

 

いつも見ているよ

あなたのこと、気にかけているよ

生まれてくるの、楽しみにしているよ

愛しているよ

 

「胎教」という形でまとまった時間が取れない時でも、

そんなふうに声をかけてあげてあげると、赤ちゃんは安心します。

 

赤ちゃんは、おなかの中で ママの体の一部のような状態でいます。

ですから、

ママの感情やストレスといったものを、自分のものとして受け取ってしまいます。

 

ママがリラックスすれば、おなかの中も居心地よく感じます。

ママが不安やストレスの強い状態だと、その緊張感が伝わります。

 

子どもの頃から からだが硬く緊張グセのある人、

リラックスしたくても 体の緊張を抜くのが苦手な人などは

赤ちゃんの時におなかの中で緊張することが多かったのかもしれません。

 

では、

ママが不安やイライラなどネガティブな感情を感じたとき、

赤ちゃんにこんなふうに伝えましょう。

 

 ママは今、イライラしちゃったけど、これはあなたの気持ちじゃないからね。

 ママの気持ちであって、あなたは引き受けなくていいからね

 

もし、パパとケンカしたときも、赤ちゃんは心配しています。

 

 今、パパとママ、大きな声で言い合ったけど、

 もっと良くなるための話し合いをしていたんだよ。

 あなたのせいじゃないから、心配しなくていいよ。

 

ママの気持ちと赤ちゃんの気持ちは別ものである、ということを

伝えるようにしましょう。

 

そうすると、成長してから

自分の気持ちと人の気持ちを分けて考えられる、

他者の感情に振り回されにくくなる、

といったことがたやすくなります。

 

胎教の内容そのものがどうか、ということではないのですね。

 

赤ちゃんとコミュニケーションをとり、

家族の一員として生まれる前から居場所を作ってあげることで

結果的に、赤ちゃんの心が安定し育てやすい子になるのでしょう。

 

こうして、妊娠中から赤ちゃんとつながる機会を持っておくと

生まれた赤ちゃんとふたりきりでお家で過ごす時に

「赤ちゃんのことがわからない」「どう接していいかわからない」

といったようなパニック状態になることを避けられます。

 

なんとなく赤ちゃんのことがわかる、初めて会った気がしない、

というような感覚で 子育てができることでしょう。