夫 / 妻の赤ちゃん返り

0~6歳の子どもは、まるで感情が服を着て歩いているような存在。

泣いて怒って甘えてすねてごねてしがみついてわがまま言って・・・

感情のエネルギーをそのまま親へぶつけてきます。

 

そんな存在が家庭の中にいるのですから、パパもママも、たえず感情を刺激されます。

その結果・・・パパもママも赤ちゃん返りを起こします。

ここでいう赤ちゃん返りとは、「子ども意識の感情に、自分を乗っ取られること」を意味します。

 

全身全霊で甘え寄りかかってくる子どもの存在に、

「わたしだって、守ってほしい! 甘えたい! ほしい! ほしい!」

「オレだって!!」

と、ママもパパも子どもの意識に戻ってしまうのです。

 

パパもママもお互いが相手を「~してほしい」という想いで見ます。

けれども、

双方いっぱいいっぱいの中ではお互いを思いやることができず

「~してほしいのに~してくれない」という見えない不満を抱えることになります。

 

パパは、自分に目を向けてくれないママに寂しさを感じ

子どもに競争心やジェラシーを感じます。

 

ママはそんなパパに頼りなさを感じて失望し、

「いつも私ばっかり」という理不尽な想いで怒りを燃やします。

 

お互いが「~してほしいのにしてくれない」と責め合うので

いつの間にか夫婦の間に溝ができてしまうことがあります。

 

この時の心のしこりはずっと残っているので

やがて何かのきっかけで修復不可能な断絶へと発展することも珍しくありません。

 

まず、自分の正直な気持ちを見つけましょう。

「~してくれない」という怒りの下には、どんな感情が隠されていますか?

もしかしたら「私も大切にされたい」という感情かもしれません。

 

イライラ・モヤモヤの下に隠れている「ほんとはね」の気持ちを見つけてみましょう。

 

見つけることができたら、それをありのままに感じてみましょう。

感情に良し悪しをつけずに感じてみましょう。

 

自分の中でしっかり感じることができたら、

「ほんとはね」の気持ちを、相手に伝えましょう。

 

「ほんとはね」の気持ちを伝えるのがこわい、と感じる時。

拒否されるのではないか、笑われるのではないか、相手にされないのではないか

それも感じてみましょう。

 

「ほんとはね」の気持ちを伝えるのが、なんか癪にさわる、負けた気がすると感じる時。

やっぱり こわいのですね、

拒否されるのが、笑われるのが、相手にされないかもしれないことが。

こわいから、こっちが上に立った感じでないと伝えられないのですね。

 

そうやって、一つ一つ丁寧に感じてみましょう。

あなたの「わかってほしい感情」は、まずあなたがわかってあげる。

あなたが、自分の一番の理解者になること。

 

そうすることで

「赤ちゃん返り」を起こしていたあなたのこども意識が癒されていきます。

癒されることで「赤ちゃん返り」の意識は消え、父として母としてひと回り成長します。