はじめて妊娠を知った時

はじめて妊娠に気づいた時、あなたの胸の中にはどんな感情が起こりましたか?

  うれしかった これからのことを想像して楽しくなった

  戸惑った 怖かった 不安しかなかった 

  何も、感じなかった 

 大丈夫、どんな感情にも間違いはありません。

どんなことを思ったとしても、自分を責めないであげてね。

おなかの中に赤ちゃんが宿った時、女性が抱く思いはさまざま。

 

日ごろから体に気をつかって、やっと授かった人

周囲の期待とプレッシャーの中で、授かった人

前回の妊娠で、悲しい経験をした人

もうあきらめていた矢先に授かった人

婚姻関係にない相手との間に授かった人

妊娠を知ったパートナーが、喜んでくれなかった人

何か月も生理ががきていないのに、気づかなかった人

 

一人として同じ「妊婦さん」はいませんね。

 

 妊娠したら誰からも祝福されると思っていたのに

 マタニティライフを楽しめると思っていたのに

 夫が協力してくれて、幸せな家庭を気付けると思っていたのに

 

 なんだか、これまでの人間関係が微妙に変化してしまった。

 ギスギス、とまでは言わないけれど、妊娠してから何かがおかしい。

 

 どうして、こんなことが起こるんだろう

 どうして、こんな気持ちになってしまうんだろう

 どうして、こんなにつらい思いをしなきゃいけないんだろう

 

「女性の大仕事」という言葉がありますね。

おなかの中に命を宿すということは、文字通り「大仕事」なんです。

 

ママになるあなたの心の奥の奥に、かつて赤ちゃんだった頃の記憶が眠っています。

 

あなたはもう覚えていないかもしれないけれど、あなたがこの世に生を受けた、

はじまりの記憶。

 

そこには、恐れ・不安・悲しみ・あきらめ・罪悪感など、

人生のはじまりの時に抱いてしまったネガティブな想いがしまい込まれています。

 

おなかに命が宿るとき、赤ちゃんの存在に刺激を受けて

ママ自身の赤ちゃんの頃の記憶も、目を覚ますのです。

 

妊娠・出産・子育てを通して、その気持ちが出てくるので

赤ちゃんの存在をいとしく思う一方で

漠然とした不安や、自分でも信じられないような激しい感情に

のっとられてしまうのです。

 

原因のわからないあなたは、自分を責めてしまいます。

どこかで抜け出したいのに、

出口のないトンネルに入り込んだように、解決の糸口は見えてきません。

 

けれどもね、原因があるから、解決していく方法はあります。

妊娠がつらく感じる原因は、

あなたの「はじまりの記憶」の中にしまい込まれた感情のせい。

この「はじまりの記憶」を丁寧にひもといて、癒していくことで

あなた自身が救われ、人として母として成長し、

子どもに惜しみない愛を注ぐことできるようになるのです。

 

「こころの処方箋」では

「はじまりの記憶」に触れながら、その対処法について書いていこうと思います。