境界線を構築するワーク

では、実際にあなたと相手の間に境界線を引く練習をしてみましょう。

 

自分の境界線を大切にし、相手の境界線も同じように尊重できるようになると

人づきあいはぐっと楽になります。

他者の反応に流されて、感情を乱される頻度も減るでしょう。

最初はうまくいかないかもしれませんが、練習を重ねるうちにできるようになってきます。

あなたが、子どもに感情を乱されるときはどんな時ですか?

その時、どんな気持ちに支配されますか?

 

怒り?

失望?

罪悪感?

自分の中に起こる感情をそのまま感じましょう。

そして、子どもから離れましょう。

物理的に離れることで、これ以上感情を刺激されるのを防ぐためです。


そして、

「子どもの感情は子どものもの。子どもの問題は、子どものもの。
 子どもが引き受ける問題であって 私が引き受ける必要はない。」
ということを、心の中で念じてください。

いつもの癖で口を出したくなるのをぐっとこらえて、線引きします。

イメージで、自分と子どもの間に壁をつくります。

子どもの問題が、自分の領域へ入ってこないようにイメージしてみましょう。

そしてあなた自身も、心のモヤモヤを子どもにぶつけないようにしましょう。

あなたのモヤモヤはあなたのもの。

あなた自身が、自分の領域のなかで片付けていくべきもの。
子どもに引き受けさせるものではありません。

しっかりと投影のワークをしてください。

勝ち負けの意識に乗っ取られないように。
勝ち負けではない、調停の方法を学びましょう。


子どもが怒りの感情や反発を向けてくるときは、「甘え」の裏返しです。
明らかに子どもが間違っていても、
あなたの中に罪悪感があると、子どもに強く言うことができません。

 

日ごろから罪悪感のワークをして、

子どもが境界線を越えてきたときには

「そこはあなたが片付ける問題だ」という、毅然とした態度が必要になるときもあります。

これも、練習です。
自分と他者を分ける練習です。

お互いの領域は踏み込めないのです。
踏み込まれたしこりは、大人になっても残るのです。

この線引きの練習をしっかりしてください。