タダで親になれるわけではないのです

親になることに、訓練も資格もいりません。子どもを産めば 生物としての「親」にはなれます。

けれども、それだけでは 本当の意味での父親・母親には なれません。

 

あなた自身が、親に対する根深いわだかまりを ごっそり抱えたまま、親となっているのです。

時に、幼い意識にのっとられて、だだっこのようにわが子に接しているのです。

自分自身の「幼い意識」を、いさめ、叱り、寄り添い、育てて、初めて『 親 』になれるのです。

子どものふとした発言・態度・行動がきっかけで心の中に湧き起こるモヤモヤとした感情。

その正体は、あなたの中に残っている未消化の想いです。
 
あなたがもともと持っている感情、

それは普段心の奥にしまい込んで感じないようにしているのですが

子どもが、そのしまい込んだ感情を引き出してしまうのです。

 

子どもはトリガー(引き金・きっかけ)にすぎません。

そのモヤモヤをとおして子どもを見ると、
もうどうにかしたくてたまらなくなる。一言 言ってやらないと気が済まなくなる。

けれどもどうにかするのは
自分の気持ち、 「わだかまりを抱えたままの過去の自分」なんです。


子どもの姿を通して、「過去の自分」を見ているんです。

そう、

あなたが見ているのは 子ども本人ではなく 「過去の自分」

 

あなたは自分のことが好きですか?

自分のどんなことろが嫌いですか?

子どもはあなたの嫌いなところばかり似ませんか?

 

あなたが過去の自分を許していないので、

つい子どもの中に同じ部分を見つけてモヤモヤしてしまうのです。


「過去の自分」へのわだかまりが溶ければ、 子どもに重なって見ていたモヤモヤがはがれて
「いま・ここにいる・そのままの子ども」が 見えるようになります。

必ずなります。

私は、見えるようになりました。

そして、モヤモヤするときもありますが、それを自覚できるようになりました。
自覚できれば、そのモヤモヤを相手にぶつけることはありません。
例えぶつけても、
後で子どもに謝ることができます。

子どもは、親のそういう姿を見て学ぶのです。

「親=大人モデル」が 自分の問題と向き合って解決していく姿を。

 

産んだだけでは、育てただけでは 親にはなれない。

あなた自身が人として成長することが、一番の子育て方法なのです。