思春期とは

思春期とは、さなぎになる時期。

自分の殻に閉じこもる時期。閉じこもらなければならない時期。閉じこもらせなければ、ならない時期。

 

蝶はね、羽化よりも さなぎになるときが その一生の中で、最も繊細でドラマティックな変容なんだよ。

だから、思春期の入口に立ち、一生懸命自分の殻をつくり、

その中で大人への変容を始めようとしている子どもをそっと見守ってね。

お母さん自身の一方的な不安や期待で、その繊細な殻をつついて破らないでね。

 

子どもの成長を信じ、手は出さないけれど、見守りの目はそっと向けていてね。

 

彼らはまだ十数年しか生きていない。

自分たちで対処できない問題に直面し、SOSを出して来たら、すぐに手を伸ばしてあげてね。

 

子どもが殻に入ってしまったら、親である私たちは待つしかない。

親も、じっと待つんだよ。

 

子どもの成長を待つかたわらで、試され成長すべき宿題が親にも与えられているんだよ。

親は、それを淡々とこなして、子どもの巣立ちへと準備していくんだよ。