『 投影 』をひも解くワーク

あなたの心を またたく間に支配するモヤモヤとした感情。

その感情のせいで あなたの目はくもってしまい、目の前にいる子どものありのままの姿をとらえにくくなっています。

 

思春期の子どもとの関係を改善したいとき、自分が子どもに何を投影しているか、まず知ることが大切です。
ここでは自分の心の中を見ていく方法をお伝えします。

紙に書き出しましょう。
書くときは、子どもごとに書き出してください。

そうすると、同じわが子でも 親として抱える想いが一人一人違うことに気づくと思います。

①心配・不安
  心配なこと、不安なことを書き出しましょう
 ●仲間はずれにされたらどうしよう
 ●爪噛みが直らなかったらどうしよう
 ●受験に落ちたらどうしよう
 ●事故にあったらどうしよう

②期待
 子どもに期待していることを書き出しましょう
 ●〇〇校に行って欲しい
 ●〇〇ができるようになって欲しい
 ●優しい子であって欲しい
 ●快活な子であって欲しい

③制限
 禁止事項、ルール、許せないことなど、書き出しましょう
 ●〇〇しちゃダメ
 ●〇〇であるべき
 ●はやく〇〇しなさい


④罪悪感
 子どもに対してのわだかまり、申し訳なく感じること、謝りたいことを書き出しましょう。

+ + + + +

それができたら、書き出した投影について 一つずつ見ていきます。

①心配・不安について
 過去の体験が、不安の種になっています。
 「また起きるのでは」という不安が頭をもたげるのです。
 その時に 情報が断片的で少ないと 妄想で補おうとするので、不安は増します。

  逆に、経験してないことについては、 不安は起こりにくいものです。
 
 書き出した心配が、過去にもなかったか、見ていきましょう。
 その時の気持ちをそのまま感じます。その気持ちに寄り添うイメージで感じます。


②期待
 自分ができなかったことを、成し遂げられなかったことを子どもに託します。
 それは、かつて自分の親から託されたものであったりします。

 親から託されたものは、イメージで自分から引きはがすようにします。
 自分ができなかったことは、自分の人生で今からやってみましょう。

 誰かの人生を生きるのをやめると、本来の能力が発揮されてきます。


③制限
 女だから、この年だから、時間がないから、お金がないから・・・
 自分を無意識に制限していると、子どもも縛りたくなります。
 子どもが幸せになることが、心から喜べないんですね。

 ②期待とも連動しますが、小さなことからでいいいので、これまでできなかったことをしてみましょう。
 「できっこない」と決めつけて、人生の可能性をせばめるのは やめにしましょう。

④罪悪感
 罪悪感には大きく分けて2種類あります。

 

 ひとつは、無実の罪悪感。
 知らなかったがゆえにおかしてしまったことへのうしろめたさ。
 後になってひどく後悔しますが、その時はそれしか知らなかったのです。
 過ぎ去ったことでいつまでも自分を責めるのはやめましょう。
 自分を責める気持ちをそのまま感じて、溶かしましょう。


 もう一つは、良心のうずく罪悪感。
 わるいとわかっていて、嘘をつく、意地悪をする、裏切る、など。
 良心の呵責から罪悪感を感じないように抑圧するので、

 あとあと反動で思わぬことを引き寄せたりします。

 謝れるときは、直接相手に謝り、過去のことや、相手がいない時にはイメージの中で謝ります。

 

 ※投影のワークを実践してみて、感じることがあれば、感想をお寄せくださいね。